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予備校をたずねてみて・・・

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R君の学校でも進路についていろんな試みが
なされている。予備校に通い始めている子たちもいて、
学校で用意されている講習と予備校で用意されている
カリキュラムと、どちらがいいのか決めかねて
予備校なるものの門をくぐってみた。

本当はRが1人で行くはずだったけど、地図や連絡先を
忘れた~と電話があったから現地で待ち合わせ。

とっても爽やかな男性が、如才なくカリキュラムについて
説明してくれる。一見魅力的に思える膨大なカリキュラム。
それまで知らなかった情報量に圧倒されそうになる。。。
お話しを聞きにきただけなのに、先生がどんどんどんどん
話しを進めて、登録させられそうになって慌ててSTOPをかけた。



心の中がざわざわ、ざわざわ落ち着かない。

確かに一年生からこのカリキュラム全部やったら
志望校、現役合格も夢ではないのかもしれない・・・

でも、ものすごい時間と労力が消化されることになるのは
目に見えていて、塾が生活の中心になってしまいそうな
怖さを感じた。「もっと時間を!」「もっとお金を!」

R君がバイオリンを弾く時間は削られ、
お友達とばかなことをして笑う時間や、
星をながめながら、いろいろ考え事をする時間、

自分が生きている意味や
自分がやりたいことを探す時間、
ぜんぶ、この小さな世界でつぶされる気がした。

大人が作ったベルトコンベアーに乗せられて
寄り道も試行錯誤する余裕もなくなる気がした。

Rと一緒に外にでると、さっきまで
説明してくれていた先生が外まで見送ってくれて、
私たちが見えなくなるまで、立っているのが見えた。

でも、この人は教育者じゃないな、と思った。
この人は営業マンなんだなって・・・

帰り道、R君がぽつり。
「僕、自分でがんばってみちゃだめかな?」

その言葉にほっとして、「ママもそう思ってた。
がんばってみよっか。それで駄目だったら予備校いっても
いいしね。。。」できたら行かせたくない。

のんきな親子かもしれないけど、家に帰ってパパに話したら
パパも同感だと言う。(笑) その代わり、学校の講習には
ちゃんと参加することと授業は気を抜くなと。

子育てしながら、いつも思う。
ホントに大切なことは何なのかな?って。。。

いろんな情報に惑わされないで、その大切なことを
見失わないように歩いていける力がほしい。

今日も明日もあさっても。。。
by claraY | 2007-04-23 20:49 | 日々のあれこれ

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