星をかぞえながら・・・


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by claraY
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2007年 12月 22日 ( 2 )

夏目漱石の「こころ」から 2.

ここ数年、誠実に生きていくのが馬鹿馬鹿しくなるような
経験を何度かしました。また、今のニュースなどを見ていても
苦々しい思いにとらわれることが多々あります。

だけど、この本を読むと、たとえ周りの人にばれなくても
罪というのは、人の心を蝕んでいくのだということが苦しいほど
伝わってくるのです。

Kは遺書でも先生を責めず、身寄りもなく、
Kの本意を聞いていたのは、先生しかいなかったため、先生が
「知らぬ存ぜぬ」を通せば、先生を責める人は誰もいませんでした。
だけど先生には、自分のずるさ、卑怯さが誰よりもわかっていたのです。
Kがどんなに素晴らしい人間だったかということも。

先生の心の「良心」が、先生自身が生きている間中、先生を
責めているような毎日。先生はKをだしぬいてでも手にいれたかった
お嬢さんと結婚でき、2人の仲は悪くなかったにも関わらず、そのお嬢さん
にどうしても打ち明けることができない闇を抱えたまま、最愛の人から
去っていかなければならなくなります。

ねたばれ続行中
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by claraY | 2007-12-22 07:08 |

夏目漱石の「こころ」から 1.

ここ数日、ふと時間ができるとこの本のことが心に浮かび上がって
くるので、埃をはらって読み直してみました。

中学2年生のときに、担任の先生がご自分が今読んでいる本について
ホームルームでお話しをしてくださるのを楽しみにしていて、
先生のあとについて本を読んでいたときに出会った一冊。

なぜ、この本が印象に残っているかというと、それは・・・
私がはじめて「罪」というものについて考えるきっかけを
与えてくれた本だったからだと思います。

強盗や殺人、横領という罪は理解しやすい。

だけど、この本で漱石が描き出しているのは、そういう罪の
お話しではありません。

ねたばれしてます。要注意!
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by claraY | 2007-12-22 06:53 |
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