武満徹 Vision in Time展と父の日
2006年 06月 18日
R君のバイオリンの先生
からいただいたチケットの
最終日だったので、
午後から、武満徹
Vision in Time展を
観るために、パパと
2人で、東京オペラシティ
アートギャラリーに
行ってきました。
本当はR君を連れて
きてあげたかったのに、
R君は超多忙で
最後まで一緒に
来ることができなかったので、
写真の本は彼へのお土産。
人によって好きな場所は
違うと思うけど、
私はこういう静かな
空間がとても好きです。
武満徹さんのことは
正直言ってあまり知らなくて
お名前とお顔が
一致するくらい・・・
生前愛用のピアノと
楽譜を書いた机が
会場の隅にちょこんと
展示されていました。
きちんと削られた鉛筆と
消しゴムも一緒に。
いつだったか、TVで、オディロン・ルドンの「眼を閉じて」という絵を
見ながら、「画家は見えないものを絵にする、僕は聞こえない音を
曲にする」というふうなことをしゃべっていたのを見たことがあって、
この人、面白いこと言うなあ・・・と心にひっかかっていたのでした。
なんといっても作曲したオリジナルの譜面の数々に心惹かれました。
それからたくさんの笑ってる写真・・・
いろんな分野の人と交流があったんだなあ・・・
年譜によると、武満徹さんは、1996年2月20日に死去されているのですが、
2月18日ラジオFMでJ・S・バッハの「マタイ受難曲」を聴き、感銘を受ける~
と書かれていました。
「R君のバカ!一緒に来てれば見れたのにぃ」と思いながら、
時間を過ごしてきました。R君は今日も部活。
そうそう、会場に行く前に、パパと54階のレストランで遅いランチ。
なんてたって、今日は父の日ですから、クララがパパにおごりました。(笑)
by claraY
| 2006-06-18 17:03
| 音楽