人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アンデルセンの「絵のない絵本」から・・・

アンデルセンの「絵のない絵本」から・・・_e0061768_1536207.jpg

研修が終わるのは4時半なのに、外はもう暗く
なっていて、家に着く頃には、月や星が
よく見えます。三日月がだんだんふくらんでいく
過程を楽しみに、毎日家路を急いでいます。

アンデルセンの「絵のない絵本」をご存知ですか?
月が世界中を旅しながら、月の光に照らし出された
人の姿をお話ししてくれる物語です。

第33夜はある家の4歳の女の子のお話し。
この女の子は、「主の祈り」ができるようになったばかり。
母親は毎晩、その子のベッドの側に腰掛けて、お祈りを
聞いてやるのです。ある夜のこと、その子はいつもの
とおりにお祈りをとなえはじめるのですが、その
お祈りを母親が途中でさえぎります。
「おや、おまえ今何て言ったの?
われらに日びのパンを与えたまえ、のあとに、
まだ何か言いましたね。何て言ったの?」と聞くのです。
女の子はもじもじして、言いにくそうに答えます。
「お母さん、怒らないでね。あたし、こうお祈りしたのよ。
どうかパンの上にはバターをどっさりつけてくださいまし」って・・・



天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように、
みこころが天に行われるとおり、
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの食物を、
きょうもお与えください。
わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください。
わたしたちを試みにあわせないで、
悪しき者からお守りください。

新約聖書 マタイによる福音書6章9~13節

by claraY | 2005-12-17 16:34 |

Welcome!


by claraY